
ビラ・マイレアはフィンランドの西、ノールマルクというところにあります。
ヘルシンキから飛行機で1時間、車で3から4時間だったと思います。
建築家アルバーアアルトは1938年に設計をしましたが完成までに幾度となく設計変更されています。
写真は西側から見た音楽室の外観で外壁はチーク材で70年を経てもいまだに美しい。このチークの壁が2階のバルコニー手すり壁まで続いています。

この部屋が雑誌などに掲載されている「音楽室」ですが、まあリビングの一部です。写真左手にはピアノがあるのですが写っていません。
というのも、私が訪れたときには内部の撮影は禁止されていましたからこの写真はネットからお借りしました。

これはリビングから少し離れた「ダイニング」です。
これらの空間はどれも壁で仕切られておらず連続しています。
前回の「フィンランドの城」で紹介した伝統的建物が一般的だった時代にこの建物が建てられたのですから、近所の人にとっては「衝撃」だったそうです。
写真では分かりませんが実際にこの空間に身を置いたときに、何ともいえない感動と安らぎを感じることができます。
現代の住宅でさえビラ・マイレアの空間の豊かさを実現できていないのですから、やはりアアルトは天才というべきでしょう。