ヒノキ無垢板でも床暖房に使える

檜無垢板
 「無垢材を床暖に使う」というとたいていの工務店は「そんなの無理」と言います。
理由は「そり」で床が凸凹になったり実継ぎ部に隙間が開いたりする、と言われていました。

 ありそうなことなので疑わずに信じ込んでいましたが、「北九州の木で家を建てる会」としては杉やヒノキを床暖の床板としても使って欲しいわけですから、その真偽を確かめてもし事実なら対策を考えよう思いました。

 10月からポリテクカレッジの協力を得て実験を行ってきました。
その結果わかったことは「実験レベルでは全く問題ない」 という事実です。

 実験は2種類のヒノキ板を使用しています。

 1.表面処理材   幅108mm、板厚15mm、含水率10%、 表面セラミック加工(池見林産)
             下地合板にスクリュー釘留め
             床暖温度 30℃程度で隙間0.2mm程度発生

 2.無処理材  幅90mm、板厚15mm、含水率14.5%
             スクリュー釘留め
          床暖温度30℃程度で0.5mm発生  

  「そり」についてもいずれも0.2mm程度で実用上は全く問題ないレベルでした。
  高湿度(100%)状態でも上記の結果です。

 それでは今まで言われてきたことは嘘だったのか。
 推測ですが、従来は含水率の測定など行わないケースが多く、含水率の高い材料が使用されていたことが考えられます。
 床暖で暖められた無垢板から水分が抜けると収縮して「そり」や「隙間」の原因になっていたのではないでしょうか。

 そうするとまた次の疑問が湧いてきます。床材メーカーが「床暖対応のフローリング」と銘打って販売しているのは一体どこが床暖対応なのかということです。
 長くなりますので続きはまたの機会に。


 
2008/12/13(土) ニュース コメント(2)
コメント
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by: * 2009/05/14 22:10 * [ 編集] | UP↑
Re: 床暖対応無垢材について
乾燥材を使いボンドや釘でしっかり固定すれば全く問題ありません。

> はじめまして。
> ヒノキ無垢板でも床暖が使えると言う記事を読みました。
> 現在うちも新築検討中で、無垢で床暖希望しています。しかし無垢の床暖対応品は高くて悩んでいます。この記事を読んで普通の無垢材でも大丈夫なのかなと思ったのですがそうでしょうか?
> ガス温水式床暖房にしたいと思っていますが、床の含水率が低い、10%以下くらいの無垢材なら床暖いけますか??教えていただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
by: kitaqwood * 2009/05/14 23:28 * URL [ 編集] | UP↑

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