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製材の含水率測定

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「北九州の木で家を建てる会」では加工場に入荷した製材の品質管理を行います。

中でも含水率のチェックは大切です。

木は放置すれば乾燥して行きますが、含水率が高いとその後の乾燥過程でひずみが出ます。

特に杉などの針葉樹は樹芯部分の含水率が高く、人工乾燥が難しい材料です。

こうした事情から無垢の材料は段々使われなくなり、LVLや集成材が使われるようになりました。

しかし乾燥釜による人工乾燥は灯油燃料を大量に燃やしますからそれ自体CO2削減にはなりませんし、木材内部に亀裂が発生したり、木材の脂分が抜けてしまったりで無垢の材料の耐久性を減じます。

脂分が抜けると虫除けが無くなったり香りが失われます。

また、のりで貼り合わせたLVLや集成材は有機物を放出してシックハウスの原因になったり、強度的な耐久性が何年なのか不明です。

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建築構造材としては製材の含水率は20%以下が理想ですが伐採直後の生材の含水率は100%を上回ります。

この杉は180mm角の柱ですが1ヶ月ほど自然乾燥したもので45%の含水率です。

下の写真は2ヶ月弱自然乾燥した桧(120mm角)の土台で26%です。

すでに可なり乾燥しています。

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これらの材料はこの加工場で更に1ヶ月以上過ごしますから、どんどん乾燥が進みます。

現場で組み立てられる時どの程度まで乾燥しているのか楽しみです。
2015/08/03(月) ニュース コメント(0)

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