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「森は人間を必要としないが、人間は森がなければ生きられない」

これはフィンランドのある父親が息子に語った言葉です。
その息子は有名な建築家になって自然の大切さを世界に訴えたのです。
それから80年後の今、この父親のことばが現実味を増しています。

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BIMって何だ?

 最近、建築設計の業界ではBIMという言葉が流行っています。

  私だけが遅れていて、実は随分前からBIMはあったようです。それがパソコンの性能向上と価格低下により我々のような零細設計事務所でも手の届く範囲になったということでしょうか。

 講習会の内容やネットの情報を総合するとBIMとは

 3D CAD を活用したモデリングシステムです。

例えば下に示すモデリング画像のようなものをまず作成しなければいけません。

江口邸_0

PCでパースを作った方は分かると思いますが、モデリングにレンダリング処理を行うと写真のような画像ができます。

このパースを基本にして実際に建設する建物をパソコンの中に完成させます。

この完成モデルを平面や鉛直断面で切って、2D図面を作成すると同時に、建材の数量も積算して見積もりも作るというものです。

この完成モデルを設備屋さんと共有すれば、設備の設計もできてしまうのです。

つまり建物をパソコン内で完成させ、それを2D図面にばらして設計図書にするわけです。

 以上のシステムは実は真新しいものではありません。

 私自身ももう十年前からPCでパースを作成していました。Sketchupという無料のソフトです。それを断面で切れば二次元になりました。

 ただ、Sketchupでは「図面」というには粗すぎるものでしたが、BIMソフトでは建築図面として出来上がり確認申請までできるようです。
 
問題は構造計算との一貫性です。

 BIMソフト各社の説明では既存の計算ソフトとの連携は可能だがモデルから構造計算までの一貫性はまだありません。

 構造モデルは別の一貫計算ソフトで別途作成して、計算するのが現状です。一部のBIMソフトでは構造モデルまで作成してそれを 一貫計算ソフトへ渡すことができるそうです。

 構造計算との連動は今後の課題でしょうが、構造計算までできる一貫 BIMの実現もそう遠くないと思います。

現に上に示したモデルは木造の一貫計算ソフトによるものですが、仕上げ材、構造部材の属性や接合部の仕様を入力すれば

計算してくれます。このような一貫計算ソフトはすでに多数あります。

 このシステムを意匠設計に使えるようにすればBIMになるわけです。

今まではBIMは大変高価なシステムでしたが、ここ数年で間違いなく価格が下がるでしょう。

そうすれば、私のような弱小事務所でも導入できるかもしれません。

それこそ一人事務所に3人力の優秀なスタッフが働いているのと同じで、大手と弱小設計事務所の格差は無くなるでしょう。

SF映画のように、AIと対話しながら建築設計ができる日もそう遠くありません。

残念ながら、私の場合は年齢的に間に合わない可能性が高いのですが・・・・・・。

 
2019/04/29(月) ニュース コメント(0)

構造見学会終わる

ブログ1
よく晴れた暖かな日でした。

設計事務所を運営しているという若手の女性二人と、別の設計事務所を開設している中堅建築士の方々が見学に来てくれました。

小さいながらも「木」の香りが漂い、狭さを感じさせない豊かな空間を体験していただきました。

ブログ2


普段あまり見ることのない「木組み」を見て様々な質問が出ましたが、それに対して施工者である藤田さんはおもしろおかしく解説していただきました。

少し施工が進んだところで是非また見学したいとのことでした。

今回見学を逃した方も是非来られてください。

藤田材木店の藤田さん、ありがとうございました。

また、見学に来ていただいた皆様にお礼申し上げます。


2019/04/27(土) ニュース コメント(0)

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