「森は人間を必要としないが、人間は森がなければ生きられない」
これはフィンランドのある父親が息子に語った言葉です。
その息子は有名な建築家になって自然の大切さを世界に訴えたのです。
それから70年後の今、この父親のことばが現実味を増しています。
北九州の木で家を建てる会 のホームページへ

「北九州の木の家」第二号が完成しました。
小型住宅ですが施主の思いが詰まった豊かな家です。
それだけに計画から完成まで1年半の時間をかけました。

何気ない階段ホールも狭さを感じさせず、しかも上り下りのし易さや明るい階段という機能を満足させる苦労がありました。
工事中に設計変更もしながら少しでもよい階段をつくることを心がけました。

日本の家の寿命は二十数年といわれて世界に比べて極端に短寿命です。
この家は丁度30年になり、構造的には問題はないのですがやはり模様替えが必要になりました。
生活スタイルの変化が原因です。
家族が多いときは部屋数も必要ですが、子供が独立した後は部屋数が少なくてよいのです。
また、部屋数や収納を確保するために階段を急勾配にしていました。
しかし住人が歳をとれば急な階段や段差は危険になります。
しかもこの車社会に駐車場が必要になりました。
そこで、思い切って模様替えを行いました。
駐車場を作ってしかも家を広く使うようにしたのです。
外の足場がとれて全体が見えるようになりました。
完成間近かです。