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「森は人間を必要としないが、人間は森がなければ生きられない」

これはフィンランドのある父親が息子に語った言葉です。
その息子は有名な建築家になって自然の大切さを世界に訴えたのです。
それから80年後の今、この父親のことばが現実味を増しています。

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光と影の調和

ユバスキュラ大学 (2)
突然ですが、今回は「階段の美しさ」を例に「建築の美しさ」についてです。

上の写真はフィンランドのユバスキュラ大学講堂の階段です。今から80年ほど前にアアルトによって設計された

世界で最も美しい階段と言われています。私も10数年前に実際に見てきました。

下の写真は先日完成した、ある事務所の階段です。私が構造設計を担当した建物です。

この階段も負けずに美しい階段です。


事務所階段


ただ、私が思うに、アアルトの階段をより美しく感じるのはこの空間の中に「調和」があるからだと思います。

空間の大きさとのバランスだけでなく、光と影の調和まで考えられているからこそ「美しい」のです。

一方の事務所階段は、実は玄関ホールにあるのですが、玄関ホールが狭いため階段が占める空間が大き過ぎるのです。

そして、右側壁が全面窓になっているため、階段が全体的に明る過ぎて、光と影の調和という観点からは、やはり難があるのです。

こと階段だけでなく、最近の住宅などを見ていると光と影の調和を考えた美しさは見られません。

ただ一様に白っぽく、やたらに明るい内装や外観が増えました。

おしゃれな建築とは「ホテルのような部屋」や「庇のない箱」のような外観を言うのではありません。
2019/10/08(火) ニュース コメント(0)

「木の家の会」が取り組む伝統的構法の住宅

当会の宣伝用パンフレットができましたので紹介します。
伝統的構法の住宅の新築、改築、増築または耐震補強などをご計画されている方は、お気軽に連絡ください。

パンフ表紙
主旨
基本仕様
仕様2

2019/09/10(火) ニュース コメント(0)

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